海洋保全や海洋汚染の現状・対策についての備忘録

自分の勉強と備忘録を兼ねて、海洋汚染・海洋汚染に関してのブログを始めることにした、関西圏で暮らす32歳です。 プラスチック製品メーカー様をお客様にしていて、海外とのやり取りをしているため、英語が得意です。 自分の関わるプラスチックの業界が海洋汚染に大きく影響していることを知って、更には自分の大好きな海鮮や日本酒にも影響があるらしいと聞いてブログを立ち上げました。 基本的に海洋保全や海洋汚染の現状、対策、企業や個人の活動について調べて書いていきます。

    海洋保全や海洋汚染の現状について学び、対策についても勉強するブログです。プラスチックごみがもたらす影響などの話題が多いかも。

    海洋汚染

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回は、イギリスでNo.1のクラフトビールである『BREW DOG(ブリュードッグ)』の、カーボンネガティブ(カーボンニュートラル)達成についてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『BREW DOG(ブリュードッグ)』はPUNKをテーマとして色々な面で話題になったことで、イギリスNo.1となったクラフトビールブランド。
    ・『BREW DOG(ブリュードッグ)』は環境保護にも注力しており、2020年に世界で初めてカーボンネガティブ(カーボンニュートラル)を達成した。
    ・『BREW DOG(ブリュードッグ)』は2023年には、2019年と比べて更に35%のCO2排出量の削減を目標としている。
    ・『BREW DOG(ブリュードッグ)』は世界No.1のクラフトビアバーチェーンのオーナーでもあり、日本では東京・六本木にアジア初のオフィシャルバー「ブリュードッグ六本木」を設置している。


    カーボンニュートラルを達成したビールメーカーブリュードッグの画像
    出典:PR TIMES STORYより


    ■PUNKなイギリスNo.1クラフトビール『BREW DOG(ブリュードッグ)』

    今回紹介するのは、イギリスでナンバーワンのクラフトビールブランドである『BREW DOG(ブリュードッグ)』です。

    2007年に元手約300万円でスタートアップしたブランドが今となってはイギリスナンバーワンまで上り詰めたのは、「PUNK(パンク 常識に逆らう)」をモットーとしたマーケティング戦略が一番の理由だと思います。


    当時は工場で生産されたビールが市場のほとんどを占めていたイギリスビール業界を変えようと、度数55%のビールを作ってみたり、剥製とのコラボで芸術とビールの組み合わせの可能性を提示したりと、かなり色んなことにチャレンジしています。

    そういった取り組みと、クラウドファンディングやSNSの力を活かした結果、イギリスナンバーワンクラフトビールの地位を手にしたのです。


    そんな『BREW DOG(ブリュードッグ)』今年2022年の7月29日(金)~31日(日)には、『FUJI ROCK FESTIVAL ’22(フジロックフェスティバル’22)』にも参加します。

    日本で最も大きな大型屋外音楽イベントであり、世界一クリーンなフェスとして知られる『FUJI ROCK FESTIVAL ’22(フジロックフェスティバル’22)』へ参加するのは、『BREW DOG(ブリュードッグ)』の環境への意識の高さが理由です。




    ■『BREW DOG(ブリュードッグ)』は世界で初めてカーボンネガティブ(カーボンニュートラル)を達成したブルワリー

    実は『BREW DOG(ブリュードッグ)』は、世界で初めてカーボンネガティブを達成したブルワリーとして知られるほど、環境意識の高い企業です。

    カーボンネガティブとはカーボンニュートラルの先にある状態で、排出するCO2よりも吸収するCO2が多いという状態のことで、世界中の企業がこぞってこの状態を目指しています。

    『BREW DOG(ブリュードッグ)』はそんな目標を2020年に世界で初めて達成し、更に2023年には2019年と比べて、更に35%ものCO2排出量の削減を目標として発表しました。


    こちらは『BREW DOG(ブリュードッグ)』の将来のプランを経営者のお二人が話す動画ですが、なんかフリップを上下逆に出したりして楽しそうなのも好印象です笑






    ■アジア初のオフィシャルバー『ブリュードッグ六本木』に行きたい!

    ここまででもすごいところがいっぱいの『BREW DOG(ブリュードッグ)』ですが、実は世界的に100店舗以上のビアバーを持ち、世界ナンバーワンのクラフトビールバーチェーンのオーナーでもあります。

    日本で飲む場合、東京の六本木にある『BrewDog Roppongi(ブリュードッグ六本木)』がアジアで唯一のオフィシャル店舗だそうです。

    ちなみにこの六本木のオフィシャルバーですが、食べログでの点数も3.58と超高評価。
    お近くの方は今日にでも、遠くの方も東京に行かれた際には立ち寄ってみても、きっと楽しめると思います。



    店名 :BrewDog Roppongi(ブリュードッグ六本木)
    電話番号:03-6447-4160
    住所 :東京都港区六本木5-3-2 斉藤ビル 1F


    東京にあるブリュードッグ六本木の画像
    出典:PR TIMES STORYより


    ■最後に

    今回は世界で初めてカーボンネガティブ(カーボンニュートラル)を達成したイギリスNo.1クラフトビールのブルワリーである『BREW DOG(ブリュードッグ)』について書きました。

    PUNKなビールってどんなんやろって想像掻き立てられまくったので、今度東京に行くことがあったらぜひ六本木のオフィシャルバーに行きたいですし、通販等で家でも飲んでみたいですね。

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回は『イスラエル工科大学』の日本公式組織『Technion Japan(テクニオンジャパン)』の中心メンバーである『株式会社ツカサペトコ』が取り組む、海藻から作ったバイオプラスチックについて書いていきます。

    ■この記事のまとめ
    ・日本の海藻は、かなりの量が廃棄されている
    ・海藻を原料としたバイオプラスチックの製造が『イスラエル工科大学』の日本公式組織『Technion Japan(テクニオンジャパン)』で研究されている。
    ・このバイオプラスチックは植物由来のバイオマスプラスチックで、かつ自然に還る生分解性プラスチックでもあるため、プラスチックの代替としては理想的。
    ・今後はバイオプラスチックのクオリティアップと実業化のために、クラウドファンディングなどを行っている。

    バイオプラスチックの原料として使われる海藻のイメージ画像

    ■日本の海藻は、かなりの量が海に廃棄されていて、焼却処分するにもCO2排出量増加が懸念されている

    今回は、海藻から作ったバイオプラスチック(生物分解型植物性プラスチック)について。

    生分解性プラスチックと言えば、以前の記事でも書いたように、プラスチックの代替品として使うことで海洋保全・環境保全に繋がる素材のことです。

    今回はそんな生分解性プラスチックを海藻で作るというイスラエル工科大学での研究を取り上げます。

    素材として海藻が注目されたのは、日本で大量に廃棄されているのが理由だそうです。

    実は日本のわかめの養殖では、食用にならない部分は「ウニ等の餌にする」という名目で、法的にグレーな形で海へ廃棄されているものも多いとのことで、問題視されているとのこと。

    しかも廃棄される総量は、年間15,000トン以上。
    焼却処分する場合でもCO2の排出量に配慮する必要があるため、これを有効活用できるなら万々歳という感じです。

    ■海藻から作るバイオプラスチックは、プラスチックの代替品として理想的

    今回紹介する海藻から作られるバイオプラスチックは『イスラエル工科大学』の日本公式組織『Technion Japan(テクニオンジャパン)』の中心メンバーである『株式会社ツカサペトコ』が研究を行ったものです。

    ちなみに「バイオプラスチックとバイオマスプラスチックの違いがわからない」という方も多いと思います。
    僕がわからなかったので、きっと同じような人もいるはず笑

    ということで調べてみると、バイオプラスチックとバイオマスプラスチックについては、こちらのページでわかりやすく整理されていました。


    どうやらバイオマスプラスチックも生分解性プラスチックも、バイオプラスチックの中のカテゴリの一つにあたるとのこと。

    バイオマスプラスチックの場合に重視されるのは「再生可能な植物から製造されていること」なので、海洋保全のためのマイクロプラスチック問題の解決とは、ちょっと毛色が違う様子。
    ただ、バイオマスプラスチックであり生分解性プラスチックでもある素材、つまり「再生可能な植物から製造されている」かつ「自然の中で分解される」という素材もあります。

    理想的には、この両方の特性を兼ね備えている素材が色んなものに置き換わっていくのが一番望ましいですよね。

    今回取り上げている海藻から作る生分解性プラスチックは、この両方の性質を兼ね備えているため、代替プラスチックにピッタリです。

    このバイオプラスチックのプロジェクトでは、一口1万円からのクラウドファンディングも募集しているそうなので、ご興味のある方は検討してみても良いかもしれません。

    クラウドファンディングのURLは、こちらのプレスリリース内に掲載されています。

    ↓↓↓



    ■最後に

    今回は、海藻を原料として作られるバイオプラスチックについて書きました。
    日本で廃棄されているものが、海洋保全に繋がるバイオプラスチックになるのは、かなり良いニュースですよね。

    今後は、更にクオリティがアップして、色んなところで既存のプラスチックと置き換わっていくのが楽しみです。

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回は、大手IT企業『Lenovo(レノボ)』が取り組む、リモートワークと環境保護・海洋保全のボランティアを組み合わせた取り組み『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』についてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『Lenovo(レノボ)』はPCを主な商材とする大手IT企業。
    ・『Lenovo(レノボ)』は『世界で最も持続可能な企業100社』に3年連続で選出されるなど、環境保全のための取り組みに積極的な企業でもある。
    ・『Lenovo
    (レノボ)』は自然保護団体『Island Conservation(アイランドコンサベーション)』と、南米・チリのロビンソン・クルーソー島の地元コミュニティと共に、『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』というプロジェクトを立ち上げた
    ・『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』では、『Lenovo
    (レノボ)』が用意した高速インターネットや設備を使うことで、世界各国の人々がロビンソン・クルーソー島で生活しながらリモートワークを行い、ボランティア活動を並行して行った。
    ・今後も活動が広まれば、海外ボランティアに対するハードルは大きく下がることが期待される。



    ボランティア活動を行ったロビンソン・クルーソー島の風景
    出典:トラベルWatchより

    ■『世界で最も持続可能な企業100社』でもある『Lenovo(レノボ)』が、環境保護のための取り組み『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』を実施

    今回取り上げるのは、ThinkPadやYoga等のPCで有名なPCメーカーである『Lenovo(レノボ)』です。

    『Lenovo(レノボ)』はリサイクル素材の活用やCO2の削減のための取り組みなどの環境保護活動を継続的に行っていて、『世界で最も持続可能な企業100社』にも3年連続で選ばれています。

    そんな『Lenovo(レノボ)』が今回取り組んだのが『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』というプロジェクト。

    こちらは自然保護団体『Island Conservation(アイランドコンサベーション)』と、南米・チリのロビンソン・クルーソー島の地元コミュニティと共に立ち上げたプロジェクトで、世界各国から様々な人材を募り、それぞれの得意分野を活かしたボランティア活動をロビンソン・クルーソー島で行いました。

    ここまでだとよくあるボランティアキャンペーンですが『Lenovo(レノボ)』はその人材たちに、高速インターネット回線と設備を提供することで、本業をリモートワークでやりながら、空いた時間でボランティア活動を実施できるように手配したのです。




    ■世界各国の人々がロビンソン・クルーソー島でリモートワークしながらボランティア活動を実施

    ロビンソン・クルーソー島は人口900人程度の小さな島で、面積の約97%が自然保護地区に指定されているために新たな開発が難しい、いわゆる「田舎の島」です。

    日本で言うと、沖縄の小さな離島とかに近いイメージかもしれませんね。

    そんな島に高速インターネット回線の設備を配備して、リモートワークとボランティア活動を行う今回の『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』はかなり画期的。

    ちなみに今回『Lenovo(レノボ)』はインターネット回線配備のための拠点として、ダイビングショップ兼カフェだった建物を改装して活用したとのこと。

    この通信拠点(テクノロジーハブ)や配備されたインターネット回線等の設備は、ロビンソン・クルーソー島で課題とされている教育問題の解決の手段として、図書館として利用できるようにするそうです。

    日本からもフリーランスクリエイターの山口智(やまぐち とも)氏がこのプロジェクトに参加されたようで、詳しい様子はこちらのページでも書いています。




    実際に現地でのボランティア活動として、ビニールハウスの設置やハーブの栽培などで貢献されたようで、同じ日本人としてはなんだか嬉しいです。

    自分も、まずは出来ることをしようって気になりますね。

    ■最後に

    今回は大手PCメーカーの『Lenovo(レノボ)』が自然保護団体『Island Conservation(アイランドコンサベーション)』と、南米・チリのロビンソン・クルーソー島の地元コミュニティと取り組んだ『Work for Humankind(ワークフォーヒューマンカインド)』というプロジェクトについて書きました。

    今後もこういった形で世界各地に高速インターネット回線が配備されれば、働ける場所の選択肢が広がって、更に環境保護の活動のハードルも下がると思いますし、これまで以上に「自然との共存」を色んな形で実現できるかもしれませんね。

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回は、パナソニックグループが支援し、日本で初めて生協食堂でのサステナブルシーフード導入を行った横浜市立大学について書いていきます。

    ■この記事のまとめ
    ・サステナブルシーフードとは、将来的にも持続的に水産物・海産物を食べることが出来るように自然環境や社会に配慮された水産物のこと。
    ・サステナブルシーフードの認証としては、天然水産物のMSC認証と、養殖された水産物のASC認証がある。MSC認証は海のエコラベルとも呼ばれている。
    ・横浜市立大学では、日本で初めて生協食堂でのサステナブルシーフードを使ったメニューの導入を実施。
    ・横浜市立大学でのサステナブルシーフード導入のきっかけは、パナソニックが実施した講義を聞いた学生の意見。
    ・パナソニックグループでは、これまでも社員食堂へのサステナブルシーフードのメニューの導入は進めており、既に56拠点にて導入している。



    海洋環境の保全や持続性に配慮したサステナブルシーフードのイメージ


    ■サステナブルシーフードとは「将来も水産物が食べられるように環境や社会に配慮されたシーフード」のこと

    今回取り上げるのは、サステナブルシーフードについてです。
    そもそも「サステナブルシーフード」という言葉を初めて聞いた方も多いと思います。

    サステナブルシーフードとは、簡単に言うと「将来的にも魚が食べられるように、環境や社会に配慮されたシーフード」のこと。

    具体的には、「環境や水産資源に配慮して適切に管理された漁業で収穫された天然の魚」を認証するMSC認証と、「環境と社会への影響を最小限にするよう配慮された養殖場で育った魚」を認証するASC認証を取得した水産物のことを指すそうです。

    ちなみにMSCもASCもイギリスのロンドンを本拠地にする団体なので、やっぱりヨーロッパはこういう考えで動く団体が多いのかなって印象がありますね。

    海産物を守るASC認証とMSC認証のラベル画像


    ■横浜市立大学で、日本で初めて生協食堂でのサステナブルシーフード導入の支援を実施

    このサステナブルシーフードを、日本の大学で初めて生協食堂でのメニューに組み込んだのが横浜市立大学です。

    導入を支援したのはパナソニックグループ。
    パナソニックは元々サステナブルシーフードの社員食堂への導入に取り組んでいとのことで、既に56拠点の食堂でサステナブルシーフードを使ったメニューを導入しているとのこと。

    今回横浜市立大学での導入が決まったきっかけは、パナソニックグループが行うサステナブルシーフードに関する講義を聴いた学生が発起人となって学生団体を動かし、プロジェクトの立ち上げを行って導入にまで漕ぎつけたそうなので行動力がすごいですね。

    大学を初めとする全国の食堂での毎日の海産物消費量は大きいでしょうし、こういった活動が企業にも広がっていくと、海洋保全も更に前進するかもしれません。

    ■最後に

    今回はサステナブルシーフードについてと、パナソニックの力を借りてサステナブルシーフードを使ったメニューを生協食堂に導入した横浜市立大学について書きました。

    水産物・海産物を守りつつ、環境にも配慮するサステナブルシーフードの活動は海洋保全にも繋がるので、これからはスーパーでもMSCラベルやASCラベルが無いかを気にしてみようと思います。

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回は大手飲料メーカー『アサヒビールグループ』の『エノテカ』が、独占代理店契約を結んでいるワインメーカー『TORRES トーレス』がスペインの海洋保護団体『gravity wave グラヴィティ・ウェーブ』とコラボして実施する、ワイン1本購入後とに10本のプラスチックボトルを回収するという取り組みについて取り上げていきます。


    ■この記事のまとめ
    ・『エノテカ』は『アサヒビール』のグループ企業で、実店舗とオンラインで世界各国のワインを輸入・販売している。『TORRES トーレス』の日本独占代理店でもある。
    ・『TORRES トーレス』はスペインを拠点にし、チリやアメリカにも進出しているワインメーカー。
    ・『TORRES トーレス』は2040年までのカーボンニュートラル達成を目指して取り組みを実施するなど、環境保全の面でも先進的な取り組みが評価されている。
    ・『エノテカ』は海洋保護団体『gravity wave グラヴィティ・ウェーブ』とパートナーシップを組み、2022年7月1日に数量限定で発売された『TORRES トーレス』の『ヴィーニャ・エスメラルダ』が1本購入されるごとに、10本のプラスチックボトルを回収するというキャンペーンを実施している。


    トーレスが海洋プラスチック対策キャンペーンを実施するワインの画像


    ■『TORRES トーレス』のワインを1本購入ごとに地中海のプラスチックボトルごみを10本回収するキャンペーンを実施

    今回のテーマは『エノテカ』が取り組む海洋保全のキャンペーンについてです。
    『エノテカ』は『アサヒビール』のグループ企業で、主にワインの輸入販売を行う企業で、世界各国の幅広い種類のワインを取り扱っています。


    そんな『エノテカ』はスペインのワインメーカー『TORRES トーレス』の日本独占代理店も務めており、2022年7月1日に『ヴィーニャ・エスメラルダ・リミテッド・エディション』 と 『ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ・リミテッド・エディション』 というワインを数量限定版で発売しました。


    今回のキャンペーンでは、『エノテカ』でこの限定版ワインを1本購入すると、パートナーシップを組む海洋保護団体『gravity wave グラヴィティ・ウェーブ』が地中海に廃棄された10本のプラスチックボトルごみを回収するというもの。


    以前の記事でも取り上げているように、海洋プラスチックごみの問題は海洋保全のためには大変重要な問題です。そのため、海洋保護団体の『gravity wave グラヴィティ・ウェーブ』は「プラスチックフリーの海」を目指してプラスチックごみの回収や再利用を行っているそうです。


    こういった取り組みは先日の記事で取り上げた『adidas アディダス』のようなスポーツメーカーや、清涼飲料水メーカーが実施しているイメージが強かったため、ワインの販売と絡めて実施しているのはけっこう珍しい気がします。

    お酒の容器と言えば缶や瓶になるため、プラスチックとの直接の関りが少ないからかもしれあせんね。

    ただ、海洋プラスチック問題はお酒を飲む方にとっても他人事ではない、地球上の全員が考える問題なので、お酒の業界でもこういった取り組みが増えると嬉しいですね。


    ■環境保護にも力を入れる「スペインワインの王様」『TORRES トーレス』のワインをぜひ飲みたくなった

    今回のキャンペーンでワインを提供している『TORRES トーレス』は、150年以上の歴史を持つワイナリーだそうですが、ご存じでしたしょうか?


    実はイギリスの専門誌『ドリンクス・インターナショナル』の「世界で最も賞賛されるワインブランド2022」の第1位を2年連続で獲得するような超有名企業だそうです。
    ちなみに僕は初めて聞きました笑


    『TORRES トーレス』品質の面でも「スペインワインの王様」と言われるほどの名門ワイナリーですが、『TORRES&EARTH トーレスアンドアース』というプロジェクトを立ち上げるなど、環境保護にも力を入れています。


    実際にワイン造りに使うエネルギーとしてバイオマス発電や風力発電、太陽光発電などのクリーンエネルギーを活用していたり、電気自動車やハイブリッド車を積極的に導入していますし、更にはワインの発酵時に発生する二酸化炭素を何かに再利用できないかという研究開発まで行っているそうなので、その力の入れ様は本物です。


    「スペインワインの王様」と呼ばれていて、しかも環境保護に力を入れている企業って知るだけで、ちょっと『TORRES トーレス』のワインを飲んでみたくなりました笑

    今度百貨店などに行く機会があったら、ワイン売り場で探してみようかな。


    ■最後に

    今回は『エノテカ』が海洋保護団体『gravity wave グラヴィティ・ウェーブ』とパートナーシップを組んで取り組む、スペインワインのメーカー『TORRES トーレス』のワイン1本購入ごとにプラスチックボトル10本を回収する施策について取り上げました。


    まだまだお酒の業界ではこういった取り組みは少数派ですが、今後はせっかくなら環境保全・海洋保全の取り組みをしている企業のお酒を買おうと思います。


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    今回は、大手通信企業『NTTdocomo(ドコモ)』の沖縄でのドローンを使った取り組み『ウミガメの恩返し』についてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『NTTdocomo(ドコモ)』は日本の大手通信企業。
    ・『NTTdocomo(ドコモ)』通信ネットワークの整備という専門分野を活かして、ドローン事業にも精力的に取り組んでいる。
    ・ドローン事業の一環として沖縄県と協力して取りんだのが『ウミガメの恩返し』という取り組み。
    ・『ウミガメの恩返し』ではウミガメ型やカモメ型のドローンを使って海のプラスチックごみを回収することで、海洋プラスチック問題の解決や生物多様性を守ることに貢献することを目標に実施された。『大切に使う』『水源を守る』『地域社会と共に取組む』の4つを掲げている。

    NTTdocomo ウミガメの恩返しのメイン画像

    ■『NTTdocomo(ドコモ)』が海洋保全ためにウミガメ型・カモメ型のドローンで海洋プラスチックごみ回収体験を提供!

    今回は『NTTdocomo(ドコモ)』が沖縄県と協力して行った『ウミガメの恩返し』という取り組みについて取り上げていきます。

    この取り組みは、『NTTdocomo(ドコモ)』の持つドローンの技術とネットワークの技術を使うことで、より簡単に海洋プラスチックごみの回収活動に参加できるように促し、海洋保全への関心を高めようというものです。

    実際にウミガメ型のドローンとカモメ型のドローンが制作され、スマートフォンから操作することで、海洋のごみを回収したとのこと。

    ドローンに搭載されたカメラの映像を見ながらスマホから操作する形なので、操作感にもゲームっぽさがあって、取り組みやすそうですね。

    しかも操作画面もかなり簡単そうなので、ドローンがこれくらい簡単に操作出来るなら、費用が安くなったら色んなところで使いやすそうだと思いました。




    ちなみにウミガメ型ドローンのカラフルな甲羅部分は、海洋プラスチックごみを粉砕したものを材料にしたそうで、かなりこだわって作られていますよね。

    海洋保全のためのウミガメ型のドローンの画像





    ■集めたごみを使った「未来へ」と名付けたアート作品を美ら島自然学校で2022年9月4日(日)まで展示!

    『ウミガメの恩返し』でドローンが回収したごみは、沖縄の地元の学生さんやボランティアの方と協同で、アート作品を作るのにも一部使われたとのこと。
    作品のタイトルは「未来へ」。


    これを海洋ごみから作ったって言われても、「マジで!?」って思っちゃうくらいの出来栄えです。

    こちらの作品は9月4日(日)まで美ら島自然学校で展示されるそうなので、興味がある方はぜひ実際に行ってみましょう!
    沖縄行きたいなー

    〇美ら島自然学校〇
    〒905-2262 沖縄県名護市嘉陽41


    ■最後に

    今回は『NTTdocomo(ドコモ)』が沖縄県と協力した取り組み『ウミガメの恩返し』について書きました。
    最新技術を使った海洋保全の取り組みは効果もありそうですし、これからもどんどん増えていきそうですよね。
    テクノロジーの話はけっこう好きなので、今後もこういった話題を積極的に調べで取り上げていきます。

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    今回は、『リビエラグループ』が所有する『リビエラ逗子マリーナ』が、世界最古の環境認証である『ブルーフラッグ』をマリーナとしてはアジアで初めて取得したことについてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『リビエラグループ』は、海にまつわるリゾート施設やサービスを提供するグループ企業で、『リビエラ逗子マリーナ』はその施設の1つ。
    ・『ブルーフラッグ』は海辺やビーチを対象とした世界で最古の環境認証と言われ、SDGsの17個のゴール全てに関りがある
    ・『リビエラグループ』では2000年ごろから海洋保全活動に取り組んでおり、今回『リビエラ逗子マリーナ』がアジアで初めてマリーナとして『ブルーフラッグ』を取得した。

    サステナブルな海の証 ブルーフラッグのロゴ

    ■『リビエラグループ』は海に関する施設・サービスを提供する企業で、海洋汚染対策にも積極的!

    今回取り上げるのは『リビエラリゾート』を始めとした企業群である『リビエラグループ』の施設である『リビエラ逗子マリーナ』についてです。

    『リビエラグループ』は海に関する施設やサービスを提供する企業で、海沿いの別荘のような不動産の販売やオーシャンビューのホテル・結婚式場の運営、船の販売・レンタル等を行っています。

    そういった事業の特色からか、2000年代の初めのころには海洋汚染対策・環境汚染対策に取り組み始め、今で言う「カーボンニュートラル」のような取り組みを行ってきたそうです。

    『リビエラグループ』は他にも、レストランの野菜くずを肥料として使う「循環型農法」やマリーナ岸壁での薄膜太陽発電パネルの設置など、17年以上に渡って様々な形で海洋保全に取り組んできました。




    ■『リビエラ逗子マリーナ』が数々の条件を超えて世界最古の環境認証『ブルーフラッグ』をアジアで初取得!

    そんな『リビエラグループ』の施設である『リビエラ逗子マリーナ』が今回取得したのが、世界最古の環境認証と言われる『ブルーフラッグ』です。

    『ブルーフラッグ』はデンマークに本部を持つ国際NGO『FEE(国際環境教育基金)』が行っている認証で、ビーチ・マリーナなどのサステナブルな海辺を評価する国際環境認証制度とのこと。

    認証自体が生まれたのは1985年なのでけっこう昔ですが、今話題になっているSDGsの17個のゴール全てに関りがある認証なのだとか。



    ちなみにビーチとマリーナの違いは、ビーチは砂浜を持つような一般的なイメージの海辺で、マリーナはヨットやボート等を係留するための設備が整った港、という違いがあります。

    そんなマリーナとしてアジアで初めて33個の基準を乗り越えて『ブルーフラッグ』の認証を受けたのが『リビエラ逗子マリーナ』というわけです。



    『ブルーフラッグ』認証を受けている=「安心して楽しめる安全な海の施設」ということをアピール出来るため、特に『ブルーフラッグ』の認知度が高いヨーロッパの方からの人気が高まるとのこと。

    『リビエラ逗子マリーナ』はテニスコートやプール・レストランなどもある高級リゾートって感じの場所なので、ぜひ一度行ってみたいですね!


    ブルーフラッグ認証を受けたリビエラ逗子マリーナ





    ■最後に

    今回はアジアで初めて『ブルーフラッグ』認証を受けたマリーナ『リビエラ逗子マリーナ』と運営企業である『リビエラグループ』について書きました。

    先日紹介した『ホテルハレクラニ沖縄』の珊瑚の植樹体験もそうですが、海洋保全に注力している海辺のリゾート施設はかなり多いと思うので、この夏は見学がてら遊びに行くものありかもしれないですね。

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    今回は、大手玩具メーカーである『BANDAI バンダイ』が45周年記念と世界環境デーに合わせて導入した、紙製カプセルのガシャポンについて書いていきます。

    ■この記事のまとめ
    ・『BANDAI バンダイ』は『バンダイナムコグループ』の企業で、『ガンダム』のプラモデル(通称ガンプラ)等の玩具を手掛けるメーカー。
    ・『ガシャポン』は『BANDAI バンダイ』が提供するカプセルトイ(いわゆるガチャガチャ)。
    ・『BANDAI バンダイ』は紙パウダーを使った新素材『MAPKA(マプカ)』を使ったカプセル『マプカプセル』を2022年6月の第4週から導入する。
    ・『MAPKA(マプカ)』は半分以上の成分が紙のパウダーで出来ているため、プラスチックごみの削減や温室効果ガスの削減に効果的がある。
    ・『マプカプセル』は、まずはテレビアニメ『アイドリッシュセブン』に関連したグッズのカプセルから導入される。


    海洋保全のためにMAPKAを使ったマプカプセルの画像
    海洋保全のためにMAPKAを使ったマプカプセルの画像

    ■大手玩具メーカー『BANDAI バンダイ』の代表的商品『ガシャポン』が45周年

    今回取り上げるのは、言わずと知れた玩具メーカー『BANDAI バンダイ』の取り組みについてです。

    『バンダイ』の『ガシャポン』はカプセルトイ(ガチャポン、ガチャガチャ)という、小銭を入れてハンドルを回すと玩具が出てくるという形態の商品です。
    ちなみに僕の家族はカプセルトイ全部ひっくるめて「ガチャガチャ」って呼んでました笑

    ガチャガチャは誰もが一度はやったことがあると思いますし、昨今のソシャゲ(ソーシャルゲーム)での「ガチャ」の由来でもありますよね。

    そんなガチャガチャの代表的シリーズ『ガシャポン』ですが、2022年で45周年を迎えました。
    その記念キャンペーンの一環として世界環境デーのタイミングで発表されたのが、今回取り上げる「紙を使ったカプセル」の導入です。

    ■『ガシャポン』のカプセルを紙を使った新素材『MAPKA(マプカ)』へ変えることで海洋保全・温室効果ガス削減へ

    従来の『ガシャポン』のカプセルはプラスチックで作られてきましたが、プラスチックは環境汚染の原因となる可能性があるため、使用を控えようという動きが広がっています。

    そこで今回『バンダイ』が発表したのが、紙を使った新素材『MAPKA(マプカ)』を使った『マプカプセル』です。

    『MAPKA』は組成の51%が紙で構成されているにも関わらず、従来のプラスチック製品の製造過程を変えずに導入できるのが特徴とのこと。

    少ない労力でプラスチックごみを削減でき、温室効果ガスも30%削減できるため、「プラスチックに代わる新素材」として注目を集めています。

    以前の記事で紹介した『LIMEX』もそうですが、こういった新しい素材で新しい取り組みが広がるのは、なんだかワクワクしてきます笑

    『MAPKA』の特許を持っているのは『株式会社環境経営総合研究所』という企業だそうなので、今後も要注目ですね。

    ちなみに『マプカプセル』が導入される最初の『ガシャポン』は、人気のテレビアニメ『アイドリッシュセブン』の関連グッズとのことなので、もし購入された方がいたら「これがそうなのか!」って思ってもらえたらと思います笑




    ■最後に

    今回は『バンダイ』の取り組む環境保全・海洋保全施策として、『ガシャポン』のカプセルをプラスチック素材から紙を使った『MAPKA』の『マプカプセル』に置き換える施策を取り上げました。

    『MAPKA』のような新素材がどんどん研究されて発展してきているのが嬉しいですし、この調子で更に凄い素材が開発されて海が綺麗になるのが楽しみですね!

    今後も情報収集して発信していきます。

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    海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

    今回も前回のスポーツとごみ拾いを掛け合わせた『スポGOMI』の話に関連したテーマで書いていきます。
    取り上げるのはゲームを通して教育などの社会貢献に取り組む企業『Life Reversal Gaming』が『eスポーツ』と『スポGOMI』を掛け合わせた取り組みである『eスポGOMI』についてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『スポGOMI』はスポーツとごみ拾いを掛け合わせた競技で、『UNIQLO(ユニクロ)』等とコラボして、全国各地で開催されている。
    ・『eスポGOMI』は『Life Reversal Gaming』という企業の取り組みで、『eスポーツ』と『スポGOMI』を掛け合わせることで子ども同士や家族での参加を促し、環境教育の一環として貢献している。
    ・6月21日には神奈川県立瀬谷西高等学校とのコラボも予定しており、今後の教育機関等との連携も期待できる。

    海洋保全・環境保全に繋がるeスポGOMIのイメージ

    ■『eスポーツ』と『スポGOMI』を組み合わせることで、海洋保全・環境保全の教育へ更に貢献!

    今回取り上げる『eスポGOMI』は、スポーツとごみ拾いを掛け合わせた『スポGOMI』に、更に『eスポーツ』を融合させたもの。


    『スポGOMI』については先日の記事でも取り上げました
    が、『eスポGOMI』は更に『eスポーツ』が組み合わさったことで、子ども同士や家族での参加を促しやすく、海洋保全や環境保全についての教育のきっかけになるそうです。

    運営しているのは、『eスポーツ』関連の事業を行う『Life Reversal Gaming.』という企業です。

    元々は2021年4月からスタートし、今回の開催が3回目とのこと。

    ■2022年6月には『eスポGOMI』を神奈川県の瀬谷西高等学校でも開催!

    『eスポGOMI』は、前半と後半に分けてごみ拾いを実施し、ハーフタイムにはコンピューターゲームを大会形式で開催。コンピューターゲームの結果次第で後半戦に影響するアイテムをゲットすることが出来て、最終的に前後半のごみ拾いの成果を重量を基準として競い合います。

    学生はいつの時代もゲームが好きですし、スポーツに熱中する人も多いため、『eスポGOMI』は学生にもぴったり!
    と思った人が僕以外にもいたのか、実際に神奈川県立瀬谷西高等学校では、探求学習として『eスポGOMI』に取り組んでいます。

    神奈川県立瀬谷西高等学校は2023年3月に完校(廃校)になってしまうこともあり、地域に『瀬谷西レガシー』として何かを残したいという想いでの活動だそうです。

    今後はSDGsに対する関心もきっと高まっていくでしょうし、学生たちの将来のためにもなって地球のためにもなる活動ですよね。


    ■最後に

    今回はeスポーツとスポGOMIを融合させた『eスポGOMI』について書きました。

    海洋保全のためには、1人1人の意識を変えていくことが何より大事。
    その基となる教育もすごく大事だと思うので、こういった取り組みで環境教育のきっかけを作るのは、かなり有効ですよね。

    自分も手伝えることがあるかもしれないですし、近所でやってるイベントを探して見に行ってみるところから始めましょうかね。



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    今回は、スポーツとごみ拾いを掛け合わせた『スポGOMI』と『UNIQLO(ユニクロ)』のコラボについてです。

    ■この記事のまとめ
    ・『スポGOMI』は、社会奉仕活動(主にごみ拾い)とスポーツを掛け合わせた競技。
    ・日本各地で『スポGOMI』のイベントが開催されており、子どもの環境意識の育成などに貢献している。
    ・『UNIQLO(ユニクロ)』は世界を代表するファストファッションブランド。
    ・「身近な街のごみを減らすことは、世界の海洋ごみを減らすことに繋がる」として、日本中の『UNIQLO』の店舗が『スポGOMI』とコラボしてイベントを開催している。

    ・『UNIQLO』は2021年にも京都と香川の2か所で『スポGOMI』のイベントを開催し、2022年は計11か所での開催を予定している。



    環境保全・海洋保全のためのスポGOMIとユニクロの取り組み
    出典:UNIQLO公式HPより

    ■スポーツ×ごみ拾い=『スポGOMI』!達成感や悔しさをごみ拾いで味わえる

    今回の記事で取り上げるのは、スポーツとごみ拾いを融合させた競技である『スポGOMI』です。

    実は2009年に『日本イベント大賞』社会貢献部門大賞を受賞している競技で、それ以降テレビで紹介されることも多い競技とのこと。

    そこそこ歴史ある競技みたいですが、僕は今回環境汚染・海洋汚染対策について調べる中で初めて存在を知りました笑

    ルールはシンプルで、「時間内にどれだけの量のごみを拾えるか」を競います。
    日本各地でボランティア活動の一環として行われているらしいので、実は知らない間に『スポGOMI』に参加している人達とすれ違ったこともあるかもしれません。

    スポーツの要素を取り入れることで、ごみ拾いを「退屈な義務」から「楽しい体験」に昇華していて、特に子どもが積極的に取り組みやすいナイスな取り組みですよね。

     


    ■『UNIQLO(ユニクロ)』は2021年は2か所、2022年は11か所で『スポGOMI』イベントを開催

    そんな『スポGOMI』と日本各地でコラボしているのが、世界的ファストファッションブランド『UNIQLO(ユニクロ)』です。

    アパレル業界はその製造工程上、海洋汚染への影響が大きい業界と言えます。
    だからこそ『UNIQLO』は「身近な街のごみを減らすことは、世界の海洋ごみを減らすことに繋がる」として、『スポGOMI』と積極的にコラボレーションしているとのこと。

    昨年2021年は京都と香川の2か所で開催し、今年2022年は日本全国11か所で『スポGOMI×ユニクロ』のコラボイベントを開催するそうです。

    参加者全員にリサイクル素材で作った『UNIQLO』のユニフォームをプレゼントされ、上位入賞者には更に別の『UNIQLO』商品の景品も。

    しかもこの景品もリサイクル素材を使ったものにするこだわりは流石ですね。

    更に7月21日に『UNIQLO 浅草店』で開催される『スポGOMI×ユニクロ』のコラボイベントには、プロ車いすテニスプレーヤー国枝慎吾選手がゲストに来られるとのこと!

    参加も無料だそうですし、夏休みの最初のイベントとして取り組むのもアリだと思うので、お近くの方は是非申し込んでみてはいかがでしょうか。
    応募方法
    下記の「スポGOMI×UNIQLO」公式サイトよりご応募ください。
    - 公式サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/society/youth/school/spogomi/
    - 応募期間:2022年5月19日(木)から順次募集開始。 ※定員に達し次第締め切り。
    - 定員:各回100名(1チーム3名以下)
    ※お子様(推奨年齢5歳以上)から大人までどなたでも参加できます。
    ※12歳以下の場合は、18歳以上の方1名以上がチームメンバーに含まれるようにしてください。
    出典:UNIQLOプレスリリースより


    ■最後に

    今回はスポーツとごみ拾いの融合である『スポGOMI』と世界的ファッションブランド『UNIQLO(ユニクロ)』のコラボについて書きました。

    こういった海洋保全に繋がる取り組みがどんどん広がっているのは嬉しいことですね。

    『スポGOMI』は本当にいろんなところで開催されているみたいなので、また別の記事でも書いてみようと思います。

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