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海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

今回は、『リビエラグループ』が所有する『リビエラ逗子マリーナ』が、世界最古の環境認証である『ブルーフラッグ』をマリーナとしてはアジアで初めて取得したことについてです。

■この記事のまとめ
・『リビエラグループ』は、海にまつわるリゾート施設やサービスを提供するグループ企業で、『リビエラ逗子マリーナ』はその施設の1つ。
・『ブルーフラッグ』は海辺やビーチを対象とした世界で最古の環境認証と言われ、SDGsの17個のゴール全てに関りがある
・『リビエラグループ』では2000年ごろから海洋保全活動に取り組んでおり、今回『リビエラ逗子マリーナ』がアジアで初めてマリーナとして『ブルーフラッグ』を取得した。

サステナブルな海の証 ブルーフラッグのロゴ

■『リビエラグループ』は海に関する施設・サービスを提供する企業で、海洋汚染対策にも積極的!

今回取り上げるのは『リビエラリゾート』を始めとした企業群である『リビエラグループ』の施設である『リビエラ逗子マリーナ』についてです。

『リビエラグループ』は海に関する施設やサービスを提供する企業で、海沿いの別荘のような不動産の販売やオーシャンビューのホテル・結婚式場の運営、船の販売・レンタル等を行っています。

そういった事業の特色からか、2000年代の初めのころには海洋汚染対策・環境汚染対策に取り組み始め、今で言う「カーボンニュートラル」のような取り組みを行ってきたそうです。

『リビエラグループ』は他にも、レストランの野菜くずを肥料として使う「循環型農法」やマリーナ岸壁での薄膜太陽発電パネルの設置など、17年以上に渡って様々な形で海洋保全に取り組んできました。




■『リビエラ逗子マリーナ』が数々の条件を超えて世界最古の環境認証『ブルーフラッグ』をアジアで初取得!

そんな『リビエラグループ』の施設である『リビエラ逗子マリーナ』が今回取得したのが、世界最古の環境認証と言われる『ブルーフラッグ』です。

『ブルーフラッグ』はデンマークに本部を持つ国際NGO『FEE(国際環境教育基金)』が行っている認証で、ビーチ・マリーナなどのサステナブルな海辺を評価する国際環境認証制度とのこと。

認証自体が生まれたのは1985年なのでけっこう昔ですが、今話題になっているSDGsの17個のゴール全てに関りがある認証なのだとか。



ちなみにビーチとマリーナの違いは、ビーチは砂浜を持つような一般的なイメージの海辺で、マリーナはヨットやボート等を係留するための設備が整った港、という違いがあります。

そんなマリーナとしてアジアで初めて33個の基準を乗り越えて『ブルーフラッグ』の認証を受けたのが『リビエラ逗子マリーナ』というわけです。



『ブルーフラッグ』認証を受けている=「安心して楽しめる安全な海の施設」ということをアピール出来るため、特に『ブルーフラッグ』の認知度が高いヨーロッパの方からの人気が高まるとのこと。

『リビエラ逗子マリーナ』はテニスコートやプール・レストランなどもある高級リゾートって感じの場所なので、ぜひ一度行ってみたいですね!


ブルーフラッグ認証を受けたリビエラ逗子マリーナ





■最後に

今回はアジアで初めて『ブルーフラッグ』認証を受けたマリーナ『リビエラ逗子マリーナ』と運営企業である『リビエラグループ』について書きました。

先日紹介した『ホテルハレクラニ沖縄』の珊瑚の植樹体験もそうですが、海洋保全に注力している海辺のリゾート施設はかなり多いと思うので、この夏は見学がてら遊びに行くものありかもしれないですね。