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海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。

今回は『名古屋タカシマヤ』が海洋汚染対策として地元企業『sobolon(ソボロン)』と学生と取り組んだ、プラスチックごみを使ったアクセサリー作りについてです。

■この記事のまとめ
・髙島屋は日本各地で商業施設・デパート等を展開する大手企業。
・2022年5月に行われたSDGs催事 『やさしい暮らしと彩るコモノたち』の一環として、地元企業である『sobolon(ソボロン)』と『愛知淑徳大学』の学生とともに海辺のごみ拾いを実施。
・『sobolon(ソボロン)』は「可愛いで地球を守る!」が合言葉 の岐阜・多治見市発のブランド。
・ごみを基にバイヤーと学生が作成し『sobolon(ソボロン)』が監修したアクセサリーを、SDGs催事 『やさしい暮らしと彩るコモノたち』にて販売した。


海洋汚染対策としてのプラごみアクセサリーのイメージ



■『名古屋タカシマヤ』で海洋プラスチックごみを使ったアクセサリーを販売

名古屋タカシマヤでは2022年5月にSDGs催事 『やさしい暮らしと彩るコモノたち』を実施しました。

この催事では最新のSDGs関連商品を取り扱い、より身近にSDGsを感じられるようにするのが目的。

実際に色々な商品を取り扱っていたのですが、その中でもひと際注目されていたのが、プラスチックを使ったアクセサリーです。

このアクセサリーは実は、愛知からほど近い岐阜県多治見市の企業『sobolon(ソボロン)』と、『愛知淑徳大学』の学生の協力によって作られました。



■『sobolon(ソボロン)』と『愛知淑徳大学』も協力してごみ拾い・アクセサリー作成を実施

『sobolon(ソボロン)』は「可愛いで地球を守る」が合言葉のハンドメイドジュエリーブランドで、2020年に幼馴染4人で立ち上げたそうです。

毎月のごみ拾いやオンラインごみ拾いイベントを開催するなど、環境保全・海洋保全に取り組んでいます。

そんなsobolon(ソボロン)に『愛知淑徳大学』の学生がインターンで参加していたことで、今回のコラボが実現しました。

愛知淑徳大学や名古屋タカシマヤのバイヤー達が実際に海でごみを拾い、その中から使えそうなごみを選別、洗浄、乾燥し、アクセサリーの材料にしたそうです。

実際のアクセサリーデザインも学生たちが考え、プロであるsobolon(ソボロン)が監修することでクオリティを担保。

アクセサリーの写真を見ても、プラスチックごみから作ったとは思えないほどハイクオリティでオシャレなデザインで驚きでした。

今後も全国各地の大学と色んな取り組みをするみたいなので、近くでやっているときには行ってみようと思います。
海洋保全の一貫でプラスチックごみから作られたアクセサリー
出典:sobolon公式ページより





■最後に

今回は名古屋タカシマヤのSDGs催事 『やさしい暮らしと彩るコモノたち』の一環である、プラスチックごみを使ったアクセサリーの販売について書きました。

ごみに価値を見出していくのがリサイクルの原点だと思うので、今後も世界各地でごみを基にしていろんな商品が作れると良いですよね!