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海洋保全 海洋汚染対策
このブログでは海洋汚染対策と海洋プラスチック問題の関わりについて繰り返し書いていますし、前回の記事では自然環境で分解されるプラスチック(=生分解性プラスチック)について書きました。
今回は生分解性プラスチックの考え方とは逆に、現在既に流通し使用されているプラスチックを分解することが出来る細菌が発見されたという話題について書いていきます。
従来、プラスチックは耐久性に優れるという利点があり、その利点が逆に、ごみとしても海の中で長期間分解されずに残るという欠点になっています。
にも関わらず、自然界でプラスチックを分解出来る細菌・微生物が発見されたというのは大きなニュースです。
しかし今回の研究成果の凄いところは、発見した新たな細菌の種類。
なんと海洋では1万2千種類、土壌では1万8千種類もの「プラスチックを分解する細菌」を発見したとのこと。
しかもその細菌のうち60%近くは既存の分類方式では分類出来ない種にあたり、その細菌がプラスチックを分解する方法も、これまでに人間が発見してきた方法ではない可能性が高いというのですから驚きです。
今後はこの細菌を研究し、特定のプラスチックを分解出来る細菌を作り出す研究に進んでいくようなので、今後の研究成果に期待が高まりますね。
こういったニュースを見ると、まだまだ世界には人には理解出来ていないことが多くあるんだと思って、年甲斐もなく少しワクワクしました。
こういった研究は今後もどんどん進んでいくと思うので、また具体的な研究成果が発表されるのを期待したいですね。
海洋汚染の現状や、海洋保全のための施策について、自分の勉強と備忘録も兼ねて発信していく本ブログ。
今回取り上げるのはスウェーデンの大学等の研究機関が発表した「プラスチックを分解出来る細菌」についてです。
■この記事のまとめ
・海洋プラスチック問題の解決は、海洋保全のために不可欠と言われるほど重要視されている。
・海洋プラスチック問題の解決のために生分解性プラスチックが注目されているが、逆にプラスチックを分解する細菌の存在がスウェーデンのチャルマース工科大学等の研究として発表された。
・この研究では、海洋で1万2千種、土壌では1万8千種にも上る新たな細菌が発見された。
・現在は分解の仕組みなどは解明出来ていないため、今後の研究に期待される。・この研究では、海洋で1万2千種、土壌では1万8千種にも上る新たな細菌が発見された。
目次
■海洋プラスチック問題の解決のために有望視される、プラスチックを分解出来る細菌を発見
■今後は仕組みを解明し、特定のプラスチックを分解出来る細菌を作り出してプラスチックごみ問題の解決へ
■最後に
■海洋プラスチック問題の解決のために有望視される、プラスチックを分解出来る細菌を発見
■今後は仕組みを解明し、特定のプラスチックを分解出来る細菌を作り出してプラスチックごみ問題の解決へ
■最後に
■海洋プラスチック問題の解決のために有望視される、プラスチックを分解出来る細菌を発見
このブログでは海洋汚染対策と海洋プラスチック問題の関わりについて繰り返し書いていますし、前回の記事では自然環境で分解されるプラスチック(=生分解性プラスチック)について書きました。今回は生分解性プラスチックの考え方とは逆に、現在既に流通し使用されているプラスチックを分解することが出来る細菌が発見されたという話題について書いていきます。
従来、プラスチックは耐久性に優れるという利点があり、その利点が逆に、ごみとしても海の中で長期間分解されずに残るという欠点になっています。
にも関わらず、自然界でプラスチックを分解出来る細菌・微生物が発見されたというのは大きなニュースです。
■今後は仕組みを解明し、特定のプラスチックを分解出来る細菌を作り出してプラスチックごみ問題の解決へ
今回取り上げているプラスチックを分解出来る細菌・微生物についての研究は2021年10月にスウェーデンのチャルマース工科大学という大学の研究チームが発表したそうですが、実はプラスチックを分解するバクテリア自体は2016年には発見されていたみたいです。しかし今回の研究成果の凄いところは、発見した新たな細菌の種類。
なんと海洋では1万2千種類、土壌では1万8千種類もの「プラスチックを分解する細菌」を発見したとのこと。
しかもその細菌のうち60%近くは既存の分類方式では分類出来ない種にあたり、その細菌がプラスチックを分解する方法も、これまでに人間が発見してきた方法ではない可能性が高いというのですから驚きです。
今後はこの細菌を研究し、特定のプラスチックを分解出来る細菌を作り出す研究に進んでいくようなので、今後の研究成果に期待が高まりますね。
■最後に
今回はプラスチックを分解する細菌・微生物の発見について書きました。こういったニュースを見ると、まだまだ世界には人には理解出来ていないことが多くあるんだと思って、年甲斐もなく少しワクワクしました。
こういった研究は今後もどんどん進んでいくと思うので、また具体的な研究成果が発表されるのを期待したいですね。
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